
羽毛ふとんに使われる羽毛には、水鳥の種類によってグ-ス(がちょう)とダック(アヒル)があります。
羽の形状によってダウン、スモ-ルフェザ-、フェザ-に分けられます。例えばダウン90%・スモ-ルフェザ-10%という表示は、羽毛ふとんの中のダウンとスモ-ルフェザ-の混合による重量比率を表しています。通常、ダウン率が50%以上のものを羽毛ふとん、50%未満のものは羽根ふとんと呼んでいます。
● ダウン…胸から腹部にある綿毛をダウンと呼び、比熱の大きな空気を多量に含み、優れた保温性を発揮します。
● スモールフェザー…腹部などに生え、柔らかい羽軸をもつ小羽根で、弾力性と透湿性はダウンよりも優れています。
● フェザー…翼などに生え、硬い羽軸をもつ羽根で、掛けふとんに使うことはなく、枕に使われます。

精製羽毛の組織混合率基準(日本羽毛寝具製造業共同組合作成)
|
95% |
90% |
85% |
80% |
70% |
60% |
50% |
|
ダウン |
最大限 |
95% |
90% |
85% |
80% |
70% |
60% |
50% |
フェザーおよびその他 |
最大限 |
95% |
90% |
85% |
80% |
70% |
60% |
50% |
● 産地
水鳥の羽毛は、冷たい水から身を護るための性能を備えています。従って厳しい寒冷地で育った水鳥ほど一般的に羽毛は良質といわれています。また、機械で摘みとられたものよりも、手で摘みとられたものの方が保温性に優れています。
● 羽毛ふとんの特長
1. 羽毛は空気を多量に含んでいるので布団のかさ高性に富み、かなりのボリュ-ムを感じるものでも軽く、
保温力にも優れています。
2. 羽毛ふとんは体にフィットするドレ-プ性に優れていることから、寝返りを打っても寝床内の暖かい空気を逃さず、
冷気の侵入も防ぎます。
3. 羽毛ふとんは透湿性に優れているため、他のふとんほど睡眠中の発汗による蒸れも感じられず、爽やかな肌触りを
保ちます。ただし側生地の素材よって多少異なります。
4. 羽毛ふとんは弾力性に富み、回復率も高いことからヘタリがありません。
収納の際に小さく圧縮しても、ふとんをほぐしながら空気を含ませれば元の状態に復元できます。